2020/01/06
建築士の製図試験を受験される方へ。
図面が大きくて、保管に困っていませんか?
私は「このデカイ図面、どーすりゃいいのさ!!!」ってイライラしてました。
図面は後で見返す事もあるから、わかりやすくしておきたい・・・けど、A2なんてサイズを広げる場所は、家にはありません。
机で広げれば、必ず何かが引っかかって倒れ
床に広げれば、犬に踏まれ
ベッドで広げれば、しわくちゃになり
ダイニングテーブルで広げれば、シミが付く・・・
まぁ最終的に、広げるのは職場や資格学校の机で!!となったんですが、今度は保管が難しい。
丸めればクセが付いて見にくくなるし
四つ折にすれば、いちいち開くの面倒だし
もちろんA2のまま保管できるはずもない。
って事で、資格学校の先生が保管用に良い物をくれたので、自分でも作ってみました。
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出来上がり写真。ノートのようになります
出来上がりはこんな感じ。
私が不器用(しかも雑)なんで、かなり不恰好になってます。
本みたいな形になるので、保管時に折れる事も泣く、付箋などつけておけば、必要な図面を探すのもラクチン。
・・・場所を取る事は解消できてませんが。
図面は何度も見返したり、課題を何度もやったりします。
私の場合は「本タイプ」にしないと、探すのが面倒で見なくなってしまうので、これが丁度良かった。
教えてくれた資格学校の先生には感謝しております(試験は落ちたけどね!!)
準備するもの
必要なものは、以下の3つ。
100均などで揃います。
- A3より大きな画用紙または厚紙(できるだけ硬くて厚くて丈夫なもの)
- ガムテープ(布テープ)
- スティックのり(粘着力強めが◎)
A3の画用紙
A3の画用紙は、「表紙・裏表紙」になるので、できればA3よりちょっと大きいものが良いです。
私は100均で売っていた「工作用紙」を使いました。
A3サイズが297*420なので、「320*450」はちょっと大きくて、丁度良い大きさです。
お店で、A3サイズのものを片手に、丁度良い大きさのものを探してみてください。
お店に行くのが面倒な人は、Amazon・楽天市場でも売ってます。
ガムテープ(布テープ)
表紙のフチを補強するのに使います。
粘着力のある布テープが良いです。
また、最終的に1枚目の図面を表紙の裏に貼るので、紙テープではのりで接着できなくなります。
私は手元にあったテープを適当に使ったので、恐ろしくダサい感じになってますが、布テープは色々なカラーがありますよ!
ほら!黄色とかシルバーとか緑とか!!!!
スティックのり
図面を貼り付けるのに使います。
液体でも使えますが、図面がちょっとフニャフニャになります。
小さいサイズだと、すぐなくなってしまうので少し大きいのがオススメです。
大きいのを1本買うか、小分けサイズの3本セットを買うか・・・
作りかた
作りかたは単純で簡単ですが、A2サイズを広げられる広い机が必要です。
表紙・裏表紙のフチにガムテープで補強する
表紙・裏表紙はそのままだと、すぐボロボロになってしまうので、フチだけでも補強します。
下の写真のように、テープでぐるっと補強します。
ちなみに、私が作ったものは方眼がある方が表・グレーの方が裏になるようになってます。
テープを貼るときは、テープがテーブルにくっつく前提でやってください。
塗料が剥げたりしない台の上で作業したほうが良いです。
こんな感じで、バッチリテーブルにもくっつきます↓↓↓
私は不器用でテープの縁を紙と同じ長さにカットできませんでしたが、キッチリ紙の大きさに合わせた方が、綺麗に仕上がります(当然ですけどね・・・)
あまったテープは折り返して完了~~
角を補強する
紙の角の部分は、とくに痛みやすいので、テープで更に補強します。
・・・と言っても、角にテープを重ねて貼るだけ。
表紙・裏表紙をくっつけて、本の体裁にする
表紙と裏表紙が出来たので、本の体裁にします。
まず、表紙・裏表紙をスキマを空けて並べ上下をテープで繋げます。
この隙間は、図面を何枚も重ねていった場合の「厚み」
本で言う「背表紙」部分になります。
表紙・裏表紙をピッタリくっつけてしまうと、図面が増えると本型に閉じなくなってしまいます。
厚みはお好みで。
ちなみに、昨年受験勉強したときの図面を集めたら、厚さは3cmくらいでした。
この状態で、上下を繋げたテープは、テーブルにくっついちゃってます。
まぁ。こうするより仕方が無い。
塗装してあるテーブルだと、塗料が剥げる勢いでくっついてます。
上下のテープで背表紙の幅が固定されたので、間にテープを貼ります。(下の画像)
この時もテープはバッチリテーブルにくっつきます。
これで本の内側は終わり。
次に表側に背表紙部分にテープを貼ります。
ひっくり返すと、テープの粘着部分が見えますね。
もう、粘着力強すぎて、テーブルから剥がすの大変です。
うっかり紙が破けないように注意しましょう。
表側の粘着部分が隠れるように、テープを貼ります。
ついでに上下も補強。
完成!!
表紙に捨て紙を貼る
次は、表紙の裏側に捨て紙(A2)を貼ります。
これは無くても良いんですが、メモ欄として使えるので、あれば便利です。
紙はA2なら何でも良いです。図面の失敗したやつとか、使わない紙とか。
この写真の左側だけ、表紙の裏側にくっつけています。
この時、しっかりのり付けしてください。
隅部分はガムテープの上に貼ることになるので、くっつきにくいです。
課題・図面・解答など必要なものを貼る
最後に、必要な図面や課題を貼っていきます。
前提として、全てのA2図面は半分に谷折りしておきます。
- 捨て紙の右半分の裏が見えるようにしておく(捨て紙を半分に折った状態)
- 図面1枚目の左側の裏にのりを塗る
- 1.と2.をくっつける
- 1枚目の図面の右半分の裏が見えるようにしておく(1枚目の図面を半分に折った状態)
- 図面2枚目の左側の裏にのりを塗る
- 4.と5.をくっつける...以下エンドレス。
捨て紙と1枚目の図面(課題文だけど)
このように、本みたいにペラペラめくって見れるようになります。
最後のページを閉じると、こうなる。
裏表紙の裏には試験日程を貼ってもいいし、今後の勉強スケジュールを貼っても便利。
横から見るとこんな感じ。
図面が増えると、この厚みがどんどん増えていきます。
閉じるとこんな感じ。
あらやだ、便利!!!(不細工だけど)
使いかた
この本が便利なところは、これが開ける場所であれば、課題を見ながらエスキースくらいは出来るということです。
私の場合、1つの課題に付き
- 課題(問題)
- 解答・解説
- 自分が描いた図面
という順番で貼っていました。
復習するときは、課題のページを開き、右側の部分を下敷き代わりに、A4サイズの紙でエスキースをします。
次のページでエスキースの答え合わせをして、3枚目で前回の自分と同じ間違いをしていないか確認する。
表紙・裏表紙は厚紙で作ってあるので、多少凸凹した場所でもエスキースくらいなら全然OK!(私は机が狭いとノートPCを下敷きにしてました)
A4の紙など、図面以外の補足内容は、貼り付ける
例えば別解がA4の紙であったり、補足の説明の紙があれば、邪魔にならない所に貼り付けます。
以下の写真では、A3の紙の右側だけにのりをつけていて、めくって下の問題文を見る事ができます。
これなら、1つの課題の内容がこの1ページに集約されるので、後で見返すときに便利です。
資格学校の先生は、表紙・裏表紙に、よく使う寸法一覧を貼り付けてくれました。
最終的に、これ1冊あれば大抵のことはわかる!!っていう超便利ノートになりましたよ!
まとめ
そもそも、私が受験真っ最中なのに、こんなこと書いてる場合か・・!?って思いながら記事書きました。
こんな記事を出したからには、どうでも今年合格しなければ・・・
筆記はともかく、実技が苦手な私には2級はハードル高いです(TmT)
製図の勉強で1番困ったのは、学科と違って「どこでも広げて勉強できる」が出来ない!って事です。
なので、少しでも省スペースで勉強できるように、昨年資格学校の先生にもらった「製本整理タイプ」を真似しました。
さて、勉強しよう。
コメント
xltgb8
by You have 1 message(-s) № 861. Open > https://telegra.ph/Go-to-your-personal-cabinet-08-25?hs=327061602bb5b78fc29efd139dbcec36& 2024-10-23 18:19
l1zetu
by You have pending messages (3) from Rebecca! View Messages: https://letsg0dancing.page.link/go?hs=327061602bb5b78fc29efd139dbcec36& 2022-08-27 04:18