2020/01/06
北海道のお土産といえば、白い恋人・じゃがポックル・ルタオのドゥーブルフロマージュ・とうきびチョコ・ラーメン・蟹・昆布・・・・
もう数え切れないほど持って帰りたいものがありますね。
種類がありすぎて、有名お土産に埋もれ、美味しいのに日の当たらない(当たりにくい)お土産もあります。
そんな「もっと知られてもいいのに!」という、ウエスギが個人的に胸キュン(死語!?)してるお土産をご紹介。
- 洞爺湖のお土産「わかさいも」は作られた経緯も面白いけど味も面白い!
- 皮は本物の焼芋の皮のように、ペタペタ甘~~い!中身はホクホク!そして、ちょっとしょっぱい!!
- 中には昆布が入ってる。これまたビックリなわかさいも
- 華は無いかもしれない。でも北海道の人が日々のお茶請けに食べちゃうお菓子。
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洞爺湖のお土産「わかさいも」は作られた経緯も面白いけど味も面白い!
さつまいもの取れない北海道で「焼き芋」を表現したお菓子。
それがわかさいも。
今でこそ、どこでも食べられる焼き芋ですが、わかさいもが出来た当初は北海道では食べられなかったのでしょう。
(何せ70年の歴史があるお菓子!)
焼き芋に似せる為、豆と昆布と醤油でできているという、「いも」なのに「芋」が入っていない、開発した人の心意気を感じるお菓子です。
なんで!なんでソコでじゃがいもとか冷凍したさつまいもとかじゃなく、豆なの!?と思わずツッコミたくなります。
大福豆という地元洞爺湖周辺で取れる豆が美味しいから作ってみたのか、
焼き芋が食べたいから試行錯誤の末、大福豆に辿り付いたのか。
ドラマができそうなお菓子ですね!
皮は本物の焼芋の皮のように、ペタペタ甘~~い!中身はホクホク!そして、ちょっとしょっぱい!!
焼き芋というにはサイズが小さいですが(お土産としてはこの一口サイズが良いんです!)
焼芋の、あの紫色の皮が一つも焦げずに焼けたら、こうなるかな~って感じ。
この皮がね!
ぺたぺたして、甘すぎずに美味しいのです!
個包装もキャンディのような包みでニクイです。手も汚さずに食べれます。
食べると、白餡の甘み・・・なんだけど、何かしょっぱい!
これが、隠し味の「卵醤油」です。
うん。隠れてはいなかったね。
卵と醤油を合わせたもので、和菓子に醤油を使ったのは全国初の試みだったそうですよ!
チャレンジャーだな!わかさいも!!
中には昆布が入ってる。これまたビックリなわかさいも
わかさいもを割るとですね、不思議な筋が入っているのです。
これが昆布!・・・え?昆布!?・・・YES!KONBU!!
ウエスギは出身が北海道なので、わかさいもは時々オヤツに出てくるものでした。
小さい頃、物知りな子が「わかさいもには昆布が入ってるんだぜ!」という都市伝説を話していたのを思い出します。
って、都市伝説じゃなかったんだ!!と大人になってビックリしたものです。
これは、サツマイモの筋を表現するために入っているそうな。
しかも、昆布のうまみが白餡にしみこんで、よりいっそう美味しくなっているそうです。
華は無いかもしれない。でも北海道の人が日々のお茶請けに食べちゃうお菓子。
北海道のお土産お菓子のすごいところは、地元民でも「食べたいな」って時々自分で買ってしまう所だと思います。
わかさいもは、道外への方へのお土産としてはインパクトに欠けちゃうかもしれませんが、「焼き芋ないから作った」的な心意気を買っていただきたいっ!!
お土産リストの隅にでも、わかさいもを追加していただけたらと思います。
オマケ
わかさいもの包装は北海道地図になっています。
このへんも、お土産として個人的にキュンとくるポイント(*^.^*)
価格:1,080円 |