きになるウエスギ

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事前に知らない方が良いかもしれない ベネッセアートサイト直島の展示内容

time 2017/03/22

事前に知らない方が良いかもしれない ベネッセアートサイト直島の展示内容

ここで書いてあることはベネッセアートサイト直島での、映画やドラマで言うところの「ネタバレ」になります。

私が見たアートの中で、「事前情報が無い方が、見たときに面白いだろうな!」っていうのが結構あったので、ここに記載します。

もちろん、知ってから見ても充分面白いですが!
衝撃は少し減ってしまうかも。

残念ながら、館内撮影禁止だったり、見るのに熱中して写真取り忘れたりで写真全然無いんですけどね。(;´▽`A“

 

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地中美術館 Chichu Art Museum

 

あまりにも有名な地中美術館。
とにかく建物が特徴的!!複雑すぎて、全然構造が理解できなかったよ!

ところどころ中庭があって、地中なのに明るいよ!

広さ自体はそんなに無いんだけど、複雑構造だから迷って行ったりきたりするよ!

ジェームズ・タレルの作品展示は建築物と一体化していて、普通の美術館の展示とは全然違います。
そんなタレルさんの展示は、内容を知らないで見ると、たぶん驚き2倍。

今回はタレルさんにやられてばっかりだな!!

オープン・フィールド

ジェームズ・タレルの展示。

事前に地中美術館のサイトの画像を見ていましたが、ただの四角いペイントだと思ってた・・・

薄暗い空間に案内され、正面を見ると綺麗な青い四角が浮いてるんですよ。
窓かペイントか光が照射されてると思うじゃない?

案内のお姉さんが「階段をゆっくり上ってみてください」って言うから、上って、青い四角に近づいたら!!

なんと、青い光で満たされた空間なわけですよ!!

この四角の中に入れるんですよ!!

なになに!?何が起こってるの!?
しかも、入ってきた青い四角の入り口方向を見ると、今度はそっちが絵のような!!!

絵の中に入ってしまった感覚

スゴイ・・・何かわかんないけど、タレル、スゴイ!!!
普段体験できない感覚が体験できる・・・!

「影が無い」っていうのがポイントらしいですよ。
なるほど、私たちは普段、影からものの形を認識してるって事ですね。
言われてみれば、なるほど!!

地中美術館インフォメーション

開館時間:
3/19~9/30 10:30~18:00
10/1~2月末日 10:00~17:00

休館日:月曜日(ただし祝日の場合は開館、翌日休館)

鑑賞料金:2,060円(15歳以下無料)

電話番号:087-892-3755

 

家プロジェクト【南寺】 Art House Project【Minamidera】

 

安藤忠雄設計ということで行ってみたのですが、もちろん建築も素晴らしい。

そして、室内のジェームズ・タレルの作品がまた素晴らしい

っていうか、なんかもう、予備知識なしで入っちゃったから(パンフレットの説明も読んでなかった)何のホラー!?って思った。

そもそもジェームズ・タレルを全く調べずに行ったので、感動10倍位増し
無知って素晴らしい。

この展示では、「暗闇に目が慣れる」を体験するもので、上下左右が分からなくなる程真っ暗な部屋にしばらく放置されます(説明雑・・・)

しばらくすると目が慣れてきて、正面にぼんやりと四角いものが見えてくる・・・というね。

四角は最初から変わらずあるんだけど、目が慣れたから見えるんですよっていう。

最後に四角に近寄れるんだけど、思ったよりずっと明るく感じるのね。
最初からあったなんて嘘みたい。

この展示は、夜目が利く人と利かない人で、全然見え方が違うと思います。

私は結構な鳥目なので、入ったときは本当に真っ暗だったし、かなり時間が経つまで四角は見えませんでした。

むしろ、案内のお兄さんが「四角が見えたら、近寄ってみてください」って言われた時もぼんやりとしか見えてなくて、こんなんで近寄れるか!!って思った。

あるはずの自分の手が見えないとか、ほんと怖いよね。
あれ?自分、生きてる?みたいなね。

その上、何となく慣れてきて、ぼんやり何かある・・・?って気づいても、鳥目のせいか乱視のせいか形が定まらないのですよ。
(もちろんコンタクトはしてるんですけど)

しかも上に非常灯があったようで、赤い点がある。

雰囲気としては
「古い家の玄関灯(赤)と向かって左に白い塀、右には電柱のようなものがある」
・・・って感じに見えました。

しかも、それが「ぶるぶる細かく振動して見える」・・・・

怖い!!!怖かったですよ!!!!

ホラーゲームとか、映画の和ホラーでさ、ちょっとの灯りでボヤーーーって輪郭見える場面があるじゃない!
そんでサイレントヒルとかさ!何かわかんないけど、画面がぶるぶる震えたりするじゃない!!
あんな感じ!!!

しかし、一緒に見た人は入って3分くらいで四角は見えてたみたい。
振動もしてなかったってよ?なんで??
こんなにホラーを感じたのは私だけ???

※最後に分かりましたが
「古い家の玄関灯(赤)と向かって左に白い塀、右には電柱のようなものがある」と見えたのは
「玄関灯→赤い非常灯」「塀→四角(本来の展示)」「電柱→四角と非常灯が壁に反射した明り」でした。

私の想像力、豊か過ぎか!!!

何はともあれ「自分の存在すら曖昧になる暗闇」を体験できるのは貴重だと思いますので、是非どうぞ!!!

15分ごとの完全入れ替えなので、先に整理券をもらうと良いですよ!

家プロジェクトインフォメーション

開館時間:10:00~16:30
※南寺最終入館 16:15

休館日:月曜日(ただし祝日の場合は開館、翌日休館)

鑑賞料金:410円(15歳以下無料)
※家プロジェクト共通チケット1,030円
2つ以上見る場合は、こちらがお得です。
チケットが必要な家プロジェクトは「角屋」「南寺」「石橋」「碁会所」「はいしゃ」の5箇所です。
護王神社は無料です。

 

家プロジェクト【石橋】 Art House Project【Ishibashi】

 

これはネタバレというわけではありませんが、一番の見せ場を素通りしている方が多いように見えたので。
これを見ないともったいないよ!!

石橋は、古い日本家屋が好きな人には、それだけでもう眼福なのですが、隠し部屋のようなものがありまして

展示は一方通行で、最後のほうに廊下から室内に入れる場所があるんです。
入り口が広くないのと、中が暗いので、気づかずに通り過ぎる人が結構いました

中に入ると、上のほうから光が差してうっすら明るい。
そして、壁を見ると一面に滝の絵!!!!
思わず声が出ちゃいました。

何とも幻想的!見事な滝!!!
繊細な滝の絵は、霧のように細かい水飛沫が飛んでくるようです。

繊細だけれどダイナミックな滝は、音が聞こえないのが不思議な程。
でも、だからこそ、静かな滝が一層幻想的に感じます

しばらく呆然としてしまいましたよーーーー。
ずっと見ていたかった。ここ、毎日来たい。

心が洗われます。疲れも吹き飛びますよ!!

家プロジェクトインフォメーション

開館時間:10:00~16:30
※南寺最終入館 16:15

休館日:月曜日(ただし祝日の場合は開館、翌日休館)

鑑賞料金:410円(15歳以下無料)
※家プロジェクト共通チケット1,030円
2つ以上見る場合は、こちらがお得です。
チケットが必要な家プロジェクトは「角屋」「南寺」「石橋」「碁会所」「はいしゃ」の5箇所です。
護王神社は無料です。

 

豊島美術館 Teshima Art Museum

 

こちらの建築物は写真等でよく見ますね。

もちろん建物自体もステキなんですが、その醍醐味は館内のアート空間だと思います。

館内は土足禁止で、入り口で用意されているスリッパに履き替えます。

まず、入り口から中に入ると、予想以上の大きさ・空間の広がりに感動します。
ブワーーーッッと視界が開ける感じ!!(語彙少なっ!!)
洞窟から広い空間に出たような。

天窓のようなものがあるので、柔らかい光が差し込んで(行ったのは冬の終わりだったので)ふんわり全体的に明るい~~

もう、これだけで癒される気がしますが、ウエスギ的な醍醐味はここからなんです。

館内を進むときは、ゆっくり ゆっっっくり入って下さい。
足元にアートがたくさんありますから!うっかり踏んでしまわないように。

そう、この豊島美術館、空間の広がりに感動していると、足元に水溜りがたくさんあるのです。

それが、コンクリートの上をツルツル滑っている!!!
こやつら、ただの水溜りではないのです!

夜露や雨が放置されてるだけだと思ってたよ!

床には綿密に計算された微妙な勾配が付いているようで、水はジワジワと一箇所に溜まって行きます。

溜まった先には直径1cm位の穴があり、そこに流れ込む。
その時に、何ともいえない心地の良い音がするじゃありませんか!!

なにこれ!なんなの!!!

しかも、床に点在している水がどこから来ているのかと見ていると、ちっっさい穴から、湧いて出ているのです!

それが ソコにもココにもアソコにも!!!!!ぎゃーーーー!

湧き出した水が一定の大きさになると、床を滑って、途中の水滴も吸収して、どんどん大きくなって落下地点に到着する・・・

ホント、何時間見ていても飽きないんですよ。
だってどの水も全部動きが違うんだもん。

コンクリートに撥水加工?されているせいか、水の動きも独特。
たぶん、私達が想像している水より複雑な動きをします。

蛇のようにウネウネと動いたり、ところどころ水滴を残していったり、粘ってなかなか穴に落ちなかったり。

えーと、宮崎アニメの祟り神とか顔無しが大きくなっちゃった時とか、ああいう感じの動き。
思ってたよりサラサラ動かないの。

ほんと、危なかった・・・・
真剣に見入り過ぎて、うっかりバス乗り遅れるところだった・・・
(ここで乗り遅れると、もう本土に帰れないという日程。)
せっかく行ったのに、カフェなんか寄ってる余裕なかったよ・・・!!

 

というわけで、ドハマリした人は1日中居たくなる美術館なので、時間には余裕を持っておこし下さい。

私が行った日は「晴れ時々曇り 風も弱い」日だったので、たぶん水は普通に動いてたんだと思うんですが、【雨の日】や【強風】の日はどんな風に動くのか、とっても興味深いです。

次回はもっとじっくり見に行きたいです!

豊島美術館インフォメーション

開館時間:
3/1~9/30 10:00~17:00
10/1~2月末日 10:00~16:00

休館日:
火曜日(3/1~11/30)
火曜日~木曜日(12/1~2月末日)
※ただし祝日の場合は開館、翌日休館
※ただし月曜日が祝日の場合は、火曜日開館、よく水曜日休館

鑑賞料金:1,540円(15歳以下無料)

電話番号:0879-68-3555

 

まとめ

 

ここで紹介したのはベネッセアートサイト直島の、ウエスギが実際に見て、なおかつネタバレ禁止かなーっていうものだけなので、本当に一部の一部です。

私が感じたままに書きましたが、おそらく見る人によって全然感想が違うでしょう。

是非、ご自身で訪れて体験してみてください!!

 

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